名古屋工業大学編入体験記

今回は、自分が受験した名古屋工業大学の編入試験(2026年度)について編入試験までの過程と編入試験の概要について書いていこうと思います。
具体的な勉強方法や参考書は他の記事で紹介するので、そちらをご覧ください。

編入試験結果

併願校を含めた編入試験の合否は次の通りです。

  • 名古屋工業大学 機械工学分野 合格
  • 岐阜大学 機械工学科 合格
  • 豊橋技科大 機械工学科 合格

志望校はすべて合格することができました。名古屋工業大学(以降、名工大と記載)の試験結果は次の通りです。

数学:95/100  英語:69/100  物理:63/100  合計:227/300

名工大の編入試験は物理の試験時間だけなぜか1時間なので時間がカツカツです。案の定、見直しする時間はほぼなく、物理の試験が終わったときはみんな絶望してました…
数学が大きなミスなく解けたので結果的には助かりました。

編入までの過程

ここからは、私の編入試験に至るまでの流れを軽く話します。
残念ですが、試験の対策にはあまり役立たないので読みたい方だけ読んでください。

  • 進路決定前(入学~高専4年の12月まで)
    特にこれといった勉強もせず、普通の学生生活を送ってました。
    4年までの平均GPAは 3 ちょっとだったと思います(ぶっちゃけGPAは関係ない)。

    編入 or 就職を冬休み中に決めなければいけなかったためこのタイミングで編入を目標に勉強をスタートする決意をしました。

    勉強時間:0時間

  • 4年冬休み
    まずは、編入試験の情報集めから始めました。大学のホームページに載っている昨年度の編入試験の要綱や編入体験記などを読み漁りました。ここで初めて、編入用の参考書を購入して、解き始めました。

    勉強時間:約100時間

  • 4年春休み(3月~4月)
    一番勉強を頑張らなきゃいけない時期です。この時期はバイトを週1に減らして、ほぼ毎日、地元の図書館にいって勉強してました。

    春休みで、参考書(数学、力学)も2、3周目が終わりちょっと調子にのってきてる時期です。
    5年開始までに数学、力学の参考書を終わらせるという目標を立てて取り組みました。電磁気とかいうわけわからん科目も1周目が終わったぐらいだったと思います。

    勉強時間:約190時間(総勉強時間:約290時間)

  • 5年~編入試験前(6月中旬)
    学校も始まり残りの数少ない授業を受けつつ編入勉強を継続。電磁気の2周目も終わりこの時期は過去問+専門科目を中心に解いていました。
    過去問も2周目に入ると、すらすら解けるようになり楽しかったです。(1周目は壊滅的でした)

    この時期は、「余裕で受かるっしょ」となぞに自信に満ち溢れていました。

    勉強時間:約350時間(総勉強時間:約640時間)

試験勉強を振り返ってみるとよくこんな勉強したなと思います。クラスでも編入を目指す人が多く、質問できる人が多かったので環境にも恵まれていたのかもしれないです。

試験概要

それでは、しょうもない身の上話はおしまいにして、試験概要に入りたいと思います。

試験日程

名工大の編入試験は2日にわたって行われます。1日目に数学、物理、英語の筆記試験、2日目に面接+専門科目の口頭試問が行われます。

試験時間は以下の通りです

  • 数学:90分
  • 英語:90分
  • 物理:60分
  • 面接+口頭試問:10分程度

名工大の編入試験ではなぜか物理のみが60分となっています(R9年度も60分のままでした)。物理は難易度も相まって高得点を狙うのは難しいので、数学と英語でどれだけ点を稼げるかが大事になってくると思います。(物理もちゃんと勉強してね)
口頭試問に関しては計算問題は出されず公式や定義などについて数問聞かれました。

服装・持ち物について

服装について書いてある投稿が少なく困った覚えがあるので、服装について書きます。

  • 1日目
    私服の人がほとんどでした。筆記試験を受けるので自分がリラックスして受験できる服装で行くのがいいと思います。
    1日目は昼をまたいで行われるのでお昼ご飯も持っていきましょう。自分は緊張すると全く食べれなくなってしまうので、コンビニでパンとinゼリーだけ買って持っていきました。
  • 2日目
    面接があるのでみんなスーツできます。暑いですがジャケットも持っていきましょう。
    一応、自分は口頭試問対策で専門の教科書を持っていきました(ほぼ使ってない)。
    面接の順番が後のほうだと少し待つことになるので、面接対策用の紙や専門の教科書などを持っていき時間をつぶせるようにしておくといいと思います。

2日ともに共通するのですが、名工大の編入試験は平日に行われるので朝から行く場合、電車が混みあったり、遅延したりします。余裕を持っていきましょう(まぁみんな早くいくよね)。
あと、どの編入試験にも共通しますが時計は必ず持っていきましょう。忘れると時間わかりません。

試験内容

試験内容についてです。直近3年の過去問はホームページに載っています。解答については2026年度のみ載っています(今後は載せていくのかな)。解答が必要な方は郵便で取り寄せましょう。
今はAIがつよつよなのでAIに読み込ませてもいいかもです。ハルシネーションには気を付けて!

  • 数学(線形代数、微積)
    例年通りの出題方法で特に大きな変化はなかったです。固有値と微積あたりをしっかりと理解できていれば高得点が狙えると思います。毎年、数学は基本的な問題が多いのでここで点数を稼いでおきたいです。
    最後の大問で計算ミスした以外は完璧でした。

    自己評価:★5

  • 英語
    基本的には記号問題で、重要表現の穴埋めが2問、日本語訳が1問出ました。大学受験用の単語帳を1つマスターしていれば十分に挑める難易度かなと思います。
    自分は Artificial Intelligence を訳せないという英弱ぶりを発揮しましたが何とかなりました。

    自己評価:★3.5

  • 物理(力学、電磁気学)
    なんでかわかんないけど大問が増えました(配点は小さくなりそうだから逆にいいのかも)。
    見直しする時間はありませんでした。
    物理は毎年難しいので高得点を狙うのは少し厳しいかもしれないです。
    ただ、今までは似た傾向の問題が出ていることが多いので過去問をしっかり解いておくといいかなと思います。思ってたより点取れてました。

    自己評価:★2

  • 口頭試問+面接
    2026年度の編入試験から口頭試問ということで前情報がないのでドキドキでした。
    口頭試問では、時間の都合上、面接時に工業力学or材料力学と流体力学or熱力学を選んで試験を受けました。

    材料力学では、
      応力の定義
      鋼のポアソン比は大体いくつか
      最大引張応力は図のどこで生じるか(片持ち梁)  が聞かれました。

    流体力学では、
      ベルヌーイの定理を示せ  でした。

    口頭試問が初ということもあり、簡単でした。「簡単すぎたかな」と言っていたので、2027年度からは少し難しくなっているかもしれないです。

    自己評価:★5

  • 面接
    志望動機や行きたい研究室はあるか、大学に入ってやりたいことなどが聞かれました。
    自分は行きたい研究室を決めていないという失態を犯したので面接の出来は悪かったです。その場の勢いで乗り切りました(ちゃんと対策しよう)。

    自己評価:★2

機械科の具体的な合格点は何点かわかりませんが、編入生の話を聞く限り大体210点あたりだと思います。おそらく面接+口頭試問は大失態をしない限りはあまり影響しないのかもしれません(詳しい配点がわからないので何とも言えませんが)。
あと、2026年度から追加された成績証明書の評価もあまり気にしなくていいと思います。

まとめ

今回は2026年度の名工大の編入試験について編入試験までの過程と試験内容についてまとめました。
少しでも編入を目指そうとしている方の助けになれたらうれしいです。

具体的な編入試験の勉強方法や使用した参考書などについては他の記事で書こうと思ってます。

みなさんの編入試験がうまくいくことを願っています。がんばろー!!

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